【3.X】ID「廃砦捜索ダスクヴィジル」よりつづき
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【ちょっと前】
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自称アイメリクさんの友だと言うドミニアクさん
竜狩りをすることで友の役に立ちたいが
いまいち成果が上がらず困っているそうです
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私なら情報を漏らすって
一体どういう根拠なのやら
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【現在に戻る】
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おお、これは・・・
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とっとと先に向かってしまうサントレルモ・・・さん
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まぁみてなさい
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まぁ、私には関係ないことですね
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【目的の大木付近】
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さてやりますか・・・と思ったとき、背後から声が
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二人で一緒に聞き込みしてたみたいですけど
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大木の根元にいってみると、どったんばったん大騒ぎでした
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こちらを気遣ってくれている?
だが今はそれよりも眷属退治だ!
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弱っちかったです。一匹でしたし
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こちらが本来の性格みたいですね
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む、元はどこかの騎士団にでも所属していたのでしょうか
ここ連隊はどちらかといったら下級貴族やら市民やらの寄せ集めの集団で
直接教皇庁や大貴族が指示を出すとは思えませんし・・・
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露営地で聞いた言葉と同じでしたが、こちらには思いやりがありました
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理解のある上司?でした
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【大木より西へ移動した崖上】
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いいのぉ?倒しちゃって
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眷属が去った方向へ、適当に追跡中
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まぁこれもいつもの・・・む
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では一体・・・
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背中をとられたぁ!
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私があたふたしている間に
天高く跳び立つエスティニアンさん
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そのまま急降下し、眷属を強襲
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不意打ちをしたつもりの眷属は逆に空からの不意打ちに敢え無く撃沈
てか、めっちゃ跳びましたね
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謙虚だなー
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憧れちゃうなー・・・でも
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素直じゃないなー
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再び崖上。そして報告
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いつだったか
アマルジャ族の隊長がそんな感じで部下の槍を回収しに来たことがありましたね
まぁその時も今みたいに、こっちが罠にハメる側だったんですが・・・
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おっと
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何か黒いものが溢れている
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ふぅむ・・・
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【さきほど不意打ちを受けた場所】
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もしかして「死に場所を探している貴族の息子」って・・・
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躱し慣れている・・・
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その後
上位眷属を持ち去ったと思われるエイビスを発見
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これを二人で難なく撃退
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「知っています」
とは大っぴらには答えられませんね・・・
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人としての姿を捨てる
あの氷の巫女の語る真実には、人をそうさせるだけの力があるのか
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同じ言葉でしたが
こちらには最早強がる様子も気遣う様子もなく、ただ・・・
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「それに、あまり気遣うなと言ったのはあなたでしょう」
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【露営地近くの凍った池】
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ここまできて帰れますか
最後まで付き合いますとも
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雪原とはいえ
これだけ陽ざしが強いとあついです、甲冑とか・・・
移動にも重たくて歩きにくくて不便でしたし
(エスティニアンさんがいたのでチョコボは乗らなかった)
軽量化を考えねば・・・またギルが減る・・・
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ちなみに
エイビスが眷属でワイバーンがドラゴン族となっていますが
正直、この違いがわかりません!
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弱っ・・・やっぱ違いがわからない!
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ああ、大型で空を飛べるものがドラゴン族なんです?
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これで満足したようですね
では露営地に戻りましょう
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【聖フィネア連隊の露営地】
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輸送中にまた上位のドラゴン族が襲ってくる
かもしれないという心配もあったので
念のため、エスティニアンさんはこちらに張り付いていました
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まさかの追加依頼
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おのれ・・・!
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囮にした眷属の鱗が、ワイバーンの爪の間に・・・
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そういえば
より上位の眷属の囮が手に入ったあとは
誘き寄せるために使った眷属は放置でしたね
このワイバーンはその眷属を回収して回って・・・
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やっぱり
「家族を失い、死に場所を求めていた貴族の息子」はあなたでしたか

家が没落し、周りに裏切られたサントレルモさんは
豊かな暮らしをしていた自分の環境を壊した人たちを疎んでいた
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だが、ドラゴン族の他者を思いやる精神を知り
疎むべきは自分であったことを振り返った
そしてこれからは仲間を、イシュガルドの民を守るために生きると誓った
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なんとなく
今回の事であの人がどういう性格なのか
分かった気がします

次回へつづく!