【クロニクル】クリスタルタワー①よりつづき
私は聞いていましたが
どうやらグラハさんは初耳だったようで、矢を放ち実際に試してました
自分が作ったものなのだから
まずは自分で試すべきだとシドさん
赤い障壁が砕け散ったのが、目視でわかります
その後、2枚目3枚目とどんどん障壁を突破していき
最後の4枚目は不肖このマルメルが務めさせていただきました
ここまで来たらあとは乗り込むだけだと、気合十分なグラハさん
でしたが、ここでシドさんから提案
塔内の攻略は冒険者である私に一任した方がいいだろうという判断
「外の守りだけでもこれだけ苦労したんだ、中はもっと厳重だろう
そうなったら突破できるのは、実力のあるマルメルだけだ」とシドさん
「何かあったらすぐにリンクシェルで呼べよ!」とグラハさん
ははは、グラハさんは私(たち)の実力を知らないですからね
心配なのはわかりますけど、これくらいならいつものことですよ!
▼
▼
▼
▼
▼
▼
このわけのわからないやたら大規模な施設は
「太陽の力」を集めるために作られたそうです
中でのこと、戦った相手について話します
特に最後に広場で戦った、古代人と思われる人物について
グ・ラハ・ティア
「曲刀と巨躯の男…なるほど、アラグ帝国革命の英雄『ティターン』だな」
その人物の説明もそこそこに
次なる目標「シルクスの塔」が姿をのぞかせます
▼
▼
▼
私の報告により防衛機構や、内部の生命体の活動を確認
どうやら何かが理由で「再起動」を起こしたとのこと
その理由を探ろうにもまだわからないことだらけの内部
まずは安全の確保ということで、防衛機構の解析に入ります
どさくさで旅にでて、修行してくるとか言い出すグラハさんを
「ちゃんと仕事してください」とラムブルースさんが阻止
「…オレの方がえらいっつーの」とへそを曲げるグラハさん
私の出番はしばらくなさそうですね
「シルクスの塔」
その内部に繋がる扉を発見したはいいものの
さっぱり開かないそうです
どうしたもんかと話していると、見慣れぬ方たちが
バルデシオン委員会から派遣されたと言う、ウネさんとドーガさん
「そんな連絡は受けてないが…」
ラムブルースさんが考えていると
急に自分の目を押さえて俯くグラハさん
その様子を見て、というかグラハさんの紅い右眼を見てウネさんが
「…驚いた、私たちと同じ眼ね」と
そしてそれに食いつくグラハさん
グラハさんの家系に現れる「紅血の魔眼」
その特徴が現れるのは、兄弟の中で決まってひとりだけ
その意味をグラハさんはずっと探しているそうです
ドーガ
「僕らではその答えは示せない。
確かなのはこの眼はアラグと因縁があるということのみ」
この場に「紅血の魔眼」を持った3人が集ったのも
偶然ではないのかもしれませんね
グラハさんの推しもあり
二人を「ノア」に迎え入れることになりました
▼
▼
▼
どうやらウネさんとドーガさんの服は
アラグ様式のものだそうです
さすが専門家といったとこでしょうか
最初の魔法障壁のとは違い、攻撃はしてこないのですが
何をしてもまったく開かず、まさに防御に徹した機構
手がかりは扉に描かれた、向かい合う身なりの整った男女の姿
その時不思議なことが起こった
扉に描かれた男女の様に、ウネさんとドーガさんが扉に手をかざすと
シドさんたちがどうやっても開かなかった扉が、開いたのだった
さすが専門家!で済ますにはあまりに怪しい
一体ふたりは何者…とそこにまたも謎の人物が登場
なんと私に儲け話を持ってきた、あの時の怪しい男は
プラエトリウム城で戦った赤い鎧のハンマー使い、ネロでした
国に帰って処刑されるのもシャクなので、気ままな一人旅をしていたところ
シドさんが面白そうなことをしていたので、混ざりに来たそうです
なんという…自由人!
当然シドさんは疑いますが
「そんなことはどうでもいい、重要な事じゃない」と
ウネさんとドーガさんの正体について語り始めます
ネロ
「扉を開くことができンのは、アラグの王族と一部の者のみ」
グ・ラハ・ティア
「このふたりがアラグ皇帝の子孫だっていうのか?」
ネロ
「そんな血の通ったもンじゃないさ、こいつらの正体は人造の生命体『クローン』だ」
ドーガ
「…その男の言う通りだ
扉を開いてからの方が、受け入れてもらいやすいかと思って黙っていた」
ウネ
「一度、外にでないかい?そこで改めて話したいことがある」
当たり前のように付いていこうとするネロ
それを呼び止めるシドさん
信じてもらうためなのか
先ほど語ったアラグの情報が詰まったトームストーンを
シドさんに譲渡するネロ
▼
▼
▼
自らが「クローン」であることを認め
ラムブルースさんの疑問に答えるため
アラグ帝国の真の歴史を語り始めます
その昔、繁栄を極めたアラグ帝国
クリスタルタワーからもたらされる無限のエネルギーにより、国は潤った
しかし、民は次第に退廃的になっていった
それに拍車をかけたのが、王族の衰退
民の活力が失われ
それを束ねる王族の血が弱まれば、国が傾くのは必須
そして王国再建のために立ち上がった男がいた
稀代の科学者「アモン」
傾いた国を立て直すには
傑出した指導者が必要と考えたアモンは
伝説の始皇帝「ザンデ」を蘇させる計画を立てた
その研究の一環で作られたのが「クローン」であり
王族の血を引いている理由でもある
そして研究は成功、ザンデは蘇った
国は瞬く間に再建し、在りし日の野望、世界統一に乗り出した
世界統一のための力として、ザンデは「闇の力」を求めた
その力を御すには、膨大なエネルギーを必要とし
衛星「ダラガブ」を打ち上げ、クリスタルタワーに力を集めようとした
だが、僅かな誤差によりタワーがエネルギーを受けきれず、地殻が崩壊
想像を絶する大地震が発生し、後世に「第四霊災」と呼ばれるその災害により
アラグ帝国は滅びた
だが崩壊の最中、科学者アモンはタワーの時間を止め
中に居たザンデもろとも眠りについた
そして私たちの時代になり
対となるダラガブに呼応し、クリスタルタワーが起動
それは同時に、ザンデの目覚めでもある
ドーガ
「僕らはザンデを止めたい
それがオリジナルのウネとドーガから託された使命なんだ
だがこの使命は僕らだけでは成しえない
タワーと共に目覚めた僕らは、ずっと待っていたんだ
古代の民の迷宮を乗り越え、ザンデの闇を払う『光の戦士』を」
今エオルゼアで一番「光の戦士」に近い女と言われた私です
そこまで熱望されたら、引き受けないわけにはいきませんね!
ラムブルース
「聞いての通り、タワーの危険性は明らかだ
シルクスの塔に突入し、封印を試みるぞ!」
先ほどの話をきいて
自分がクローンではないかと思い始めるグラハさん
ドーガ
「クローンは子を成せない、だからその血筋ということはないだろう
お前のその紅眼は、僕らは『皇血の魔眼』と呼んでいた
アラグ人の中でも、皇族に近しい者だけがもつ特徴だ
それを不自然に継承してきたとなれば、何か意味があるはずだ
そこにきっと、お前の運命が待っているのだろう」
グ・ラハ・ティア
「考えても仕方ねーし、今は気にしないでおくさ!
それよりも突入だ!あんたがザンデをぶっとばして
オレたちでタワーを封印するんだ、気ぃ引き締めて頼むぜ!」
▼
▼
▼
こちらが連絡をする前にみなさん来ちゃいました
何やら怪しい動きをし始めるネロ
玉座に現れる黒い亀裂
「闇の力」とは、「闇の世界」に住む妖異の軍勢のことであり
エーテルの豊富なこちら側の世界への「門」を開く代わりに
皇族の血脈に従い、アラグに力と繁栄をもたらせという契約を結んだ
その契約は今でも続いている
そしてその契約を破棄できるのは、皇族の血脈の者のみ
クロ―ンであれ、ふたりならそれができるということでした
子供たちに聞かせる物語の中でくらい
「めでたし」で終わらせたっていいじゃないですか
だって実際は……
次回につづく!
私は聞いていましたが
どうやらグラハさんは初耳だったようで、矢を放ち実際に試してました
自分が作ったものなのだから
まずは自分で試すべきだとシドさん
赤い障壁が砕け散ったのが、目視でわかります
その後、2枚目3枚目とどんどん障壁を突破していき
最後の4枚目は不肖このマルメルが務めさせていただきました
ここまで来たらあとは乗り込むだけだと、気合十分なグラハさん
でしたが、ここでシドさんから提案
塔内の攻略は冒険者である私に一任した方がいいだろうという判断
「外の守りだけでもこれだけ苦労したんだ、中はもっと厳重だろう
そうなったら突破できるのは、実力のあるマルメルだけだ」とシドさん
「何かあったらすぐにリンクシェルで呼べよ!」とグラハさん
ははは、グラハさんは私(たち)の実力を知らないですからね
心配なのはわかりますけど、これくらいならいつものことですよ!
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このわけのわからないやたら大規模な施設は
「太陽の力」を集めるために作られたそうです
中でのこと、戦った相手について話します
特に最後に広場で戦った、古代人と思われる人物について
グ・ラハ・ティア
「曲刀と巨躯の男…なるほど、アラグ帝国革命の英雄『ティターン』だな」
その人物の説明もそこそこに
次なる目標「シルクスの塔」が姿をのぞかせます
▼
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▼
私の報告により防衛機構や、内部の生命体の活動を確認
どうやら何かが理由で「再起動」を起こしたとのこと
その理由を探ろうにもまだわからないことだらけの内部
まずは安全の確保ということで、防衛機構の解析に入ります
どさくさで旅にでて、修行してくるとか言い出すグラハさんを
「ちゃんと仕事してください」とラムブルースさんが阻止
「…オレの方がえらいっつーの」とへそを曲げるグラハさん
私の出番はしばらくなさそうですね
「シルクスの塔」
その内部に繋がる扉を発見したはいいものの
さっぱり開かないそうです
どうしたもんかと話していると、見慣れぬ方たちが
バルデシオン委員会から派遣されたと言う、ウネさんとドーガさん
「そんな連絡は受けてないが…」
ラムブルースさんが考えていると
急に自分の目を押さえて俯くグラハさん
その様子を見て、というかグラハさんの紅い右眼を見てウネさんが
「…驚いた、私たちと同じ眼ね」と
そしてそれに食いつくグラハさん
グラハさんの家系に現れる「紅血の魔眼」
その特徴が現れるのは、兄弟の中で決まってひとりだけ
その意味をグラハさんはずっと探しているそうです
ドーガ
「僕らではその答えは示せない。
確かなのはこの眼はアラグと因縁があるということのみ」
この場に「紅血の魔眼」を持った3人が集ったのも
偶然ではないのかもしれませんね
グラハさんの推しもあり
二人を「ノア」に迎え入れることになりました
▼
▼
▼
どうやらウネさんとドーガさんの服は
アラグ様式のものだそうです
さすが専門家といったとこでしょうか
最初の魔法障壁のとは違い、攻撃はしてこないのですが
何をしてもまったく開かず、まさに防御に徹した機構
手がかりは扉に描かれた、向かい合う身なりの整った男女の姿
その時不思議なことが起こった
扉に描かれた男女の様に、ウネさんとドーガさんが扉に手をかざすと
シドさんたちがどうやっても開かなかった扉が、開いたのだった
さすが専門家!で済ますにはあまりに怪しい
一体ふたりは何者…とそこにまたも謎の人物が登場
なんと私に儲け話を持ってきた、あの時の怪しい男は
プラエトリウム城で戦った赤い鎧のハンマー使い、ネロでした
国に帰って処刑されるのもシャクなので、気ままな一人旅をしていたところ
シドさんが面白そうなことをしていたので、混ざりに来たそうです
なんという…自由人!
当然シドさんは疑いますが
「そんなことはどうでもいい、重要な事じゃない」と
ウネさんとドーガさんの正体について語り始めます
ネロ
「扉を開くことができンのは、アラグの王族と一部の者のみ」
グ・ラハ・ティア
「このふたりがアラグ皇帝の子孫だっていうのか?」
ネロ
「そんな血の通ったもンじゃないさ、こいつらの正体は人造の生命体『クローン』だ」
ドーガ
「…その男の言う通りだ
扉を開いてからの方が、受け入れてもらいやすいかと思って黙っていた」
ウネ
「一度、外にでないかい?そこで改めて話したいことがある」
当たり前のように付いていこうとするネロ
それを呼び止めるシドさん
信じてもらうためなのか
先ほど語ったアラグの情報が詰まったトームストーンを
シドさんに譲渡するネロ
▼
▼
▼
自らが「クローン」であることを認め
ラムブルースさんの疑問に答えるため
アラグ帝国の真の歴史を語り始めます
その昔、繁栄を極めたアラグ帝国
クリスタルタワーからもたらされる無限のエネルギーにより、国は潤った
しかし、民は次第に退廃的になっていった
それに拍車をかけたのが、王族の衰退
民の活力が失われ
それを束ねる王族の血が弱まれば、国が傾くのは必須
そして王国再建のために立ち上がった男がいた
稀代の科学者「アモン」
傾いた国を立て直すには
傑出した指導者が必要と考えたアモンは
伝説の始皇帝「ザンデ」を蘇させる計画を立てた
その研究の一環で作られたのが「クローン」であり
王族の血を引いている理由でもある
そして研究は成功、ザンデは蘇った
国は瞬く間に再建し、在りし日の野望、世界統一に乗り出した
世界統一のための力として、ザンデは「闇の力」を求めた
その力を御すには、膨大なエネルギーを必要とし
衛星「ダラガブ」を打ち上げ、クリスタルタワーに力を集めようとした
だが、僅かな誤差によりタワーがエネルギーを受けきれず、地殻が崩壊
想像を絶する大地震が発生し、後世に「第四霊災」と呼ばれるその災害により
アラグ帝国は滅びた
だが崩壊の最中、科学者アモンはタワーの時間を止め
中に居たザンデもろとも眠りについた
そして私たちの時代になり
対となるダラガブに呼応し、クリスタルタワーが起動
それは同時に、ザンデの目覚めでもある
ドーガ
「僕らはザンデを止めたい
それがオリジナルのウネとドーガから託された使命なんだ
だがこの使命は僕らだけでは成しえない
タワーと共に目覚めた僕らは、ずっと待っていたんだ
古代の民の迷宮を乗り越え、ザンデの闇を払う『光の戦士』を」
今エオルゼアで一番「光の戦士」に近い女と言われた私です
そこまで熱望されたら、引き受けないわけにはいきませんね!
ラムブルース
「聞いての通り、タワーの危険性は明らかだ
シルクスの塔に突入し、封印を試みるぞ!」
先ほどの話をきいて
自分がクローンではないかと思い始めるグラハさん
ドーガ
「クローンは子を成せない、だからその血筋ということはないだろう
お前のその紅眼は、僕らは『皇血の魔眼』と呼んでいた
アラグ人の中でも、皇族に近しい者だけがもつ特徴だ
それを不自然に継承してきたとなれば、何か意味があるはずだ
そこにきっと、お前の運命が待っているのだろう」
グ・ラハ・ティア
「考えても仕方ねーし、今は気にしないでおくさ!
それよりも突入だ!あんたがザンデをぶっとばして
オレたちでタワーを封印するんだ、気ぃ引き締めて頼むぜ!」
▼
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▼
こちらが連絡をする前にみなさん来ちゃいました
何やら怪しい動きをし始めるネロ
玉座に現れる黒い亀裂
「闇の力」とは、「闇の世界」に住む妖異の軍勢のことであり
エーテルの豊富なこちら側の世界への「門」を開く代わりに
皇族の血脈に従い、アラグに力と繁栄をもたらせという契約を結んだ
その契約は今でも続いている
そしてその契約を破棄できるのは、皇族の血脈の者のみ
クロ―ンであれ、ふたりならそれができるということでした
子供たちに聞かせる物語の中でくらい
「めでたし」で終わらせたっていいじゃないですか
だって実際は……
次回につづく!
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