【クロニクル】クリスタルタワー②よりつづき
手に持った小型の装置が何かを検知したらしく、大笑いのネロ
亀裂から謎の声が響き
さっき私が塔内で倒したふたりと同型のクローンが、続々と転送され始めました
そしてそのクローンに対し超える力が発動
過去に仕えていた頃の記憶のようです
ザンデに訪れた死は、一切の「無」であった。
そして「暗闇の雲」との契約により、
世界を「無」で包むことこそ我が覇道と唱えるザンデ
意識が戻ると、グラハさんが右眼を押さえてました
主を失ったクローンが襲い掛かってきます
ネロ
「おそらく操っているのは、最上位の妖異だ…やはりあの反応の正体は…!」
亀裂の闇に捕らわれ、ウネさんとドーガさんが中に吸い込まれます
助けようとしたネロも、ついでに連れ去られました
▼
▼
▼
事情を説明すると、
その亀裂は「ヴォイドゲート」であるとラムブルースさん。
ザンデがこちら側に、高位の妖異を連れ出すために開けた大規模なゲート
ヴォイドからの召喚例はあっても、
その逆、ヴォイドへの侵入例は前例がなく、3人の救出は絶望的……
「ふたりを助けださないと…」
あれから頻繁に痛み、何かを訴えかける右眼を押さえながら、グラハさんは決意します
グ・ラハ・ティア
「何かを思い出さなければいけない気がする……」
コイナク団の人脈、シドさんの技術
そしてふたつの知識があれば、なんとでもなりますよ!
私はこういう時見てるだけなのが辛いところ……
適材適所ですね
シドさん達がやってくれました
あとは装置を起動すれば、再び「ヴォイドゲート」が開かれます
玉座を見つめるグラハさん
シド
「第四霊災が引き起こされる前に、
ザンデを止める者がいれば、今の歴史は変わっていたのかもな」
グ・ラハ・ティア
「ザンデを倒そうと立ち上がった者はいたさ…
第四霊災の直前、ザンデの凶行を止めようと、青年たちが剣をとり戦った」
グ・ラハ・ティア
「追い詰められたザンデは、
ダラガブに溜まったエネルギーを一気にタワーに注ぎ、
結果、受け止めきれずに地殻が崩壊し、第四霊災が起きたんた」
シド
「…すごいな、そこまで判明しているのか、さすが専門家だ」
自分で語ったことなのに、グラハさんは不思議な顔をしていました
準備が完璧に整い、
いつでもいけるとビッグスさんから連絡が入ります
シドさん達はゲート維持のために残留
私は冒険者部隊を率い、3名の救出にあたります
グ・ラハ・ティア
「少し時間をくれねーか、頼みたいことがあるんだ」
▼
【八剣士の前庭】
▼
自らの眼の秘密を追ってきたグラハさん
この件の関りが深くなる度に「何か」を思い出さなければならない思いに駆られている
グ・ラハ・ティア
「その『何か』に関係あるかはわからねーが、
オレはこの眼で、あんたが歴史の真実に近づく様を見届けたい。
頼む…! オレも『闇の世界』へ連れて行ってくれ!」
こんなこともあろうかと、部隊の枠をひとつ空けておきました
▼
▼
▼
グラハさんが呼びかけます
そして背後から声が…なんかすごい色になっている人が……
ザンデと契約をしている「暗闇の雲」は、
皇族の血を引く者に対して危害を加えられない。
なので、ここに閉じ込めて低級の妖異に始末させようとした。
それをネロが今まで守ってくれていたそうです
ネロ
「お前たちは大事な『玩具』だからな。
なんとしてでも連れ戻して、オレの力になってもらわねぇと……」
目を覚ますウネさん
「……よかった」
命が無事で、という意味ではなくは、
これで使命が果たせる、といった感じの様子
再び聞こえる「暗闇の雲」の声
ここは奴のホーム
完全に倒すのは無理なのかもしれません
ドーガ
「だが奴も消耗していて、姿を現すことができないでいる。
この隙に契約を破棄をする、あんたたちは急いで脱出するんだ」
グ・ラハ・ティア
「まさか、ウネとドーガは残るっているのか!?
ダメだ!ふたりには無事に戻ってほしいんだよ!
それにタワーを制御して封印できるのも、あんたたちだけ…!」
暗闇の雲からの攻撃がグラハさんに…!
攻撃が弾かれました。
「雲は皇族の血を引く者に危害を加えられない」
紅眼のことといい、やはりグラハさんは……
ドーガ
「きっと当時の誰かが、大いなるアラグの術をもって、その血に願いを込め託したんだ」
ウネ
「私たちの血をわけよう。
一時的ではあるが、薄れた血が補われる。
あんたがクリスタルタワーを制御するんだ」
ドーガ
「僕らは、ザンデの野望に幕を引き、
未来へと希望を託すため『オリジナル』から心をもらった。
この希望を、お前たちが継ぎ進むかぎり、僕らの体がなくなっても、心は失われない」
グラハさんの双眸が紅く染まります
ネロに、守ってくれたことのお礼。
そして力になれそうにないことを詫びるウネさん。
これで、本当にお別れです
入ってきた光の扉は、くぐった時よりも小さくなっており、
それは目に見える今も進行中ですが、この距離なら余裕で…あ!
扉を目前にして体に限界がきたネロ。
ネロ
「来ンな!とっとと行け!
仲良しごっこはもう終わってンだよ…」
ネロ
「封印でも何でも、あとはお前らの好きにしろ。
だがな、覚えてやがれ…アラグ人……。
このネロ・トル・スカエウァは、必ず、アラグの魔科学が築いた高みへたどりつく。
今度こそ…あいつをも越えてな…!」
グ・ラハ・ティア
「それが、あんたの夢…希望……?」
———繋いで…未来へ…
あの塔が…いつか再び…
人々の希望になるように……———
こんな時でも口が減らない男ネロ
私たちは出口を目指し走りだします
あとで聞いた話ではこの時、ザンデが結んだ契約が破棄され、
ネロが受けた闇の影響は打ち消されていたそうです
今にも消えゆく光に手を伸ばすが…あと少し届かない!
そして光の中から、その少しを埋める腕が……
シド
「貸しにしとくぞ」
ネロ
「……クソッタレが」
生還を喜ぶみなさん
「親方まで飛び込んだときはどうなるかと思ったぜ…」とビッグスさん
無茶しますねぇ
ふたりが使命を果たしたこと、
そしてタワーの制御はグラハさんが引き継いだことを伝えます
グ・ラハ・ティア
「話はあとにしよーぜ。
マルメルもネロも激闘を繰り広げてきたんだ、とりあえず休ませてやろーぜ」
どうやら探していた「何か」を、あの騒動の最中で見つけたそうです
グ・ラハ・ティア
「って、話はあとにするんだったな!引き留めて悪かった。
オレはやることがあるから、先に戻っててくれ
マルメル
「ではお言葉に甘えて、休ませてもらいましょう、またあとで!」
グ・ラハ・ティア
「……本当に、ありがとうな。
あんたの活躍、もっと見ていたかったが、それはオレの役目じゃないみたいだ。
数千年前から繋がれてきた願い、みんなのおかげでここまで持ってこられた。
だから、やっと…今度こそ、オレの番だよな」
▼
【その後すぐ】
▼
コイナク財団の人から、
グラハさんがタワーから全員を追い出し始めたと連絡が入り、
嫌な予感を抱え、あの封印されていた扉まできました
「間もなく扉は閉じ、タワーは封印される」
だからそれ以上近づくなと、タワーの「内側」からグラハさんが警告します
「あのふたりみたいに、自分なりのやり方で、役目をまっとうするだけだ」とグラハさん
血を分け与えられたことで、血と共に受け継がれてきた願いを思い出したと
第四霊災で唯一生き残った皇族「皇女サリーナ」。
彼女は消えたクリスタルタワーが再び姿を現した際、
今度こそ人々の幸せのために使われて欲しいと願った。
そして皇族に伝わる術をもって、最も信頼する男に、その記憶と希望を託した
その願いは、数千年ののちにちゃんと届きました。
けれど「クリスタルタワー」は今のエオルゼアにとって過ぎた力。
これを正しく使うには、アラグに匹敵するほどの技術力がいる。
それを得るまで、どれほどの年月がかかるか知れないとシドさん
グ・ラハ・ティア
「…その進歩を待っていたら、もらった血も薄れ、
クリスタルタワーは永遠に制御できなくなるだろう。
だから…オレ、クリスタルタワーと一緒に眠るよ。
いつかアラグに追いついた人々が、扉をこじ開けて目覚めたら、再びクリスタルタワーを動かそう。
受け継がれてきた、希望の証として、みんなに光の力を届けるために!」
そうするのがいいと言うのは、さっきの説明でわかりました
けど、それはあまりにも……
だって、それじゃ、あなたは、この大きな塔にたったひとりで……
シド
「なるほど、大役を任せてくれたもんだ。…上等じゃないか」
ウェッジ
「アラグの技術なんて、すぐ追いついてやるッス!
オイラたちの日進月歩を舐めないことッス!」
ビッグス
「お前がぐっすり眠っていても、容赦なく叩き起こしにくるからな!」
ラムブルース
「あなたは、我々の目付け役です。
ノアの行く先を、最後まで見届けてください…」
そして…願わくば、また会いましょう」
グ・ラハ・ティア
「マルメル!
目覚めたら、真っ先にあんたの名前を探すよ。
その名はきっと歴史に残って、オレを導く光になる。
あんたたちの作る歴史の先に、この希望を届けてくるよ」
「歴史に名を探す」
ああそうか…
グラハさんは私が生きているうちに、また会うことはないと思っているんですね…
そうはいきません
だって私はね……とってもわがままなんです
▼
▼
▼
次回につづく!
手に持った小型の装置が何かを検知したらしく、大笑いのネロ
亀裂から謎の声が響き
さっき私が塔内で倒したふたりと同型のクローンが、続々と転送され始めました
そしてそのクローンに対し超える力が発動
過去に仕えていた頃の記憶のようです
ザンデに訪れた死は、一切の「無」であった。
そして「暗闇の雲」との契約により、
世界を「無」で包むことこそ我が覇道と唱えるザンデ
意識が戻ると、グラハさんが右眼を押さえてました
主を失ったクローンが襲い掛かってきます
ネロ
「おそらく操っているのは、最上位の妖異だ…やはりあの反応の正体は…!」
亀裂の闇に捕らわれ、ウネさんとドーガさんが中に吸い込まれます
助けようとしたネロも、ついでに連れ去られました
▼
▼
▼
事情を説明すると、
その亀裂は「ヴォイドゲート」であるとラムブルースさん。
ザンデがこちら側に、高位の妖異を連れ出すために開けた大規模なゲート
ヴォイドからの召喚例はあっても、
その逆、ヴォイドへの侵入例は前例がなく、3人の救出は絶望的……
「ふたりを助けださないと…」
あれから頻繁に痛み、何かを訴えかける右眼を押さえながら、グラハさんは決意します
グ・ラハ・ティア
「何かを思い出さなければいけない気がする……」
コイナク団の人脈、シドさんの技術
そしてふたつの知識があれば、なんとでもなりますよ!
私はこういう時見てるだけなのが辛いところ……
適材適所ですね
シドさん達がやってくれました
あとは装置を起動すれば、再び「ヴォイドゲート」が開かれます
玉座を見つめるグラハさん
シド
「第四霊災が引き起こされる前に、
ザンデを止める者がいれば、今の歴史は変わっていたのかもな」
グ・ラハ・ティア
「ザンデを倒そうと立ち上がった者はいたさ…
第四霊災の直前、ザンデの凶行を止めようと、青年たちが剣をとり戦った」
グ・ラハ・ティア
「追い詰められたザンデは、
ダラガブに溜まったエネルギーを一気にタワーに注ぎ、
結果、受け止めきれずに地殻が崩壊し、第四霊災が起きたんた」
シド
「…すごいな、そこまで判明しているのか、さすが専門家だ」
自分で語ったことなのに、グラハさんは不思議な顔をしていました
準備が完璧に整い、
いつでもいけるとビッグスさんから連絡が入ります
シドさん達はゲート維持のために残留
私は冒険者部隊を率い、3名の救出にあたります
グ・ラハ・ティア
「少し時間をくれねーか、頼みたいことがあるんだ」
▼
【八剣士の前庭】
▼
自らの眼の秘密を追ってきたグラハさん
この件の関りが深くなる度に「何か」を思い出さなければならない思いに駆られている
グ・ラハ・ティア
「その『何か』に関係あるかはわからねーが、
オレはこの眼で、あんたが歴史の真実に近づく様を見届けたい。
頼む…! オレも『闇の世界』へ連れて行ってくれ!」
こんなこともあろうかと、部隊の枠をひとつ空けておきました
▼
▼
▼
グラハさんが呼びかけます
そして背後から声が…なんかすごい色になっている人が……
ザンデと契約をしている「暗闇の雲」は、
皇族の血を引く者に対して危害を加えられない。
なので、ここに閉じ込めて低級の妖異に始末させようとした。
それをネロが今まで守ってくれていたそうです
ネロ
「お前たちは大事な『玩具』だからな。
なんとしてでも連れ戻して、オレの力になってもらわねぇと……」
目を覚ますウネさん
「……よかった」
命が無事で、という意味ではなくは、
これで使命が果たせる、といった感じの様子
再び聞こえる「暗闇の雲」の声
ここは奴のホーム
完全に倒すのは無理なのかもしれません
ドーガ
「だが奴も消耗していて、姿を現すことができないでいる。
この隙に契約を破棄をする、あんたたちは急いで脱出するんだ」
グ・ラハ・ティア
「まさか、ウネとドーガは残るっているのか!?
ダメだ!ふたりには無事に戻ってほしいんだよ!
それにタワーを制御して封印できるのも、あんたたちだけ…!」
暗闇の雲からの攻撃がグラハさんに…!
攻撃が弾かれました。
「雲は皇族の血を引く者に危害を加えられない」
紅眼のことといい、やはりグラハさんは……
ドーガ
「きっと当時の誰かが、大いなるアラグの術をもって、その血に願いを込め託したんだ」
ウネ
「私たちの血をわけよう。
一時的ではあるが、薄れた血が補われる。
あんたがクリスタルタワーを制御するんだ」
ドーガ
「僕らは、ザンデの野望に幕を引き、
未来へと希望を託すため『オリジナル』から心をもらった。
この希望を、お前たちが継ぎ進むかぎり、僕らの体がなくなっても、心は失われない」
グラハさんの双眸が紅く染まります
ネロに、守ってくれたことのお礼。
そして力になれそうにないことを詫びるウネさん。
これで、本当にお別れです
入ってきた光の扉は、くぐった時よりも小さくなっており、
それは目に見える今も進行中ですが、この距離なら余裕で…あ!
扉を目前にして体に限界がきたネロ。
ネロ
「来ンな!とっとと行け!
仲良しごっこはもう終わってンだよ…」
ネロ
「封印でも何でも、あとはお前らの好きにしろ。
だがな、覚えてやがれ…アラグ人……。
このネロ・トル・スカエウァは、必ず、アラグの魔科学が築いた高みへたどりつく。
今度こそ…あいつをも越えてな…!」
グ・ラハ・ティア
「それが、あんたの夢…希望……?」
———繋いで…未来へ…
あの塔が…いつか再び…
人々の希望になるように……———
こんな時でも口が減らない男ネロ
私たちは出口を目指し走りだします
あとで聞いた話ではこの時、ザンデが結んだ契約が破棄され、
ネロが受けた闇の影響は打ち消されていたそうです
今にも消えゆく光に手を伸ばすが…あと少し届かない!
そして光の中から、その少しを埋める腕が……
シド
「貸しにしとくぞ」
ネロ
「……クソッタレが」
生還を喜ぶみなさん
「親方まで飛び込んだときはどうなるかと思ったぜ…」とビッグスさん
無茶しますねぇ
ふたりが使命を果たしたこと、
そしてタワーの制御はグラハさんが引き継いだことを伝えます
グ・ラハ・ティア
「話はあとにしよーぜ。
マルメルもネロも激闘を繰り広げてきたんだ、とりあえず休ませてやろーぜ」
どうやら探していた「何か」を、あの騒動の最中で見つけたそうです
グ・ラハ・ティア
「って、話はあとにするんだったな!引き留めて悪かった。
オレはやることがあるから、先に戻っててくれ
マルメル
「ではお言葉に甘えて、休ませてもらいましょう、またあとで!」
グ・ラハ・ティア
「……本当に、ありがとうな。
あんたの活躍、もっと見ていたかったが、それはオレの役目じゃないみたいだ。
数千年前から繋がれてきた願い、みんなのおかげでここまで持ってこられた。
だから、やっと…今度こそ、オレの番だよな」
▼
【その後すぐ】
▼
コイナク財団の人から、
グラハさんがタワーから全員を追い出し始めたと連絡が入り、
嫌な予感を抱え、あの封印されていた扉まできました
「間もなく扉は閉じ、タワーは封印される」
だからそれ以上近づくなと、タワーの「内側」からグラハさんが警告します
「あのふたりみたいに、自分なりのやり方で、役目をまっとうするだけだ」とグラハさん
血を分け与えられたことで、血と共に受け継がれてきた願いを思い出したと
第四霊災で唯一生き残った皇族「皇女サリーナ」。
彼女は消えたクリスタルタワーが再び姿を現した際、
今度こそ人々の幸せのために使われて欲しいと願った。
そして皇族に伝わる術をもって、最も信頼する男に、その記憶と希望を託した
その願いは、数千年ののちにちゃんと届きました。
けれど「クリスタルタワー」は今のエオルゼアにとって過ぎた力。
これを正しく使うには、アラグに匹敵するほどの技術力がいる。
それを得るまで、どれほどの年月がかかるか知れないとシドさん
グ・ラハ・ティア
「…その進歩を待っていたら、もらった血も薄れ、
クリスタルタワーは永遠に制御できなくなるだろう。
だから…オレ、クリスタルタワーと一緒に眠るよ。
いつかアラグに追いついた人々が、扉をこじ開けて目覚めたら、再びクリスタルタワーを動かそう。
受け継がれてきた、希望の証として、みんなに光の力を届けるために!」
そうするのがいいと言うのは、さっきの説明でわかりました
けど、それはあまりにも……
だって、それじゃ、あなたは、この大きな塔にたったひとりで……
シド
「なるほど、大役を任せてくれたもんだ。…上等じゃないか」
ウェッジ
「アラグの技術なんて、すぐ追いついてやるッス!
オイラたちの日進月歩を舐めないことッス!」
ビッグス
「お前がぐっすり眠っていても、容赦なく叩き起こしにくるからな!」
ラムブルース
「あなたは、我々の目付け役です。
ノアの行く先を、最後まで見届けてください…」
そして…願わくば、また会いましょう」
グ・ラハ・ティア
「マルメル!
目覚めたら、真っ先にあんたの名前を探すよ。
その名はきっと歴史に残って、オレを導く光になる。
あんたたちの作る歴史の先に、この希望を届けてくるよ」
「歴史に名を探す」
ああそうか…
グラハさんは私が生きているうちに、また会うことはないと思っているんですね…
そうはいきません
だって私はね……とってもわがままなんです
▼
▼
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次回につづく!
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