【4.X】砦に集いし無頼漢よりつづき
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【数時間前】
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ついでに怪しい番頭さんとも知り合いです
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帆別銭を払わず通行しようとしたゴロツキ共の折檻中でした。
きちっと納めた私たちには関係のないことですね、と思ったのですが、
「俺達は東アルデナード商会の者だ!こんなことしてただで済むと思うな!」
とか言い出しました
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私たちのことはすでに知れ渡っているようで、特に怪しまれませんでした。
そしてハンサクさんに言われここにきて、
私が東アルデナード商会とつながりのあることを説明。

ちなみにさっきの自称商会関係者は、ボコられて牢屋に突っ込まれました。
信じられてませんね
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帆別銭だけでなく、クガネとの商いも禁止されているようで、
押収品を捌けずに困っているそうです。
そこでクガネ政府とは無関係の、外の者との取引をしたいということで、
私に仲介役をお願いしたいと
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まぁないだろうとは思いますが、
念のため先ほどの自称関係者が本物かどうか、
持っていた船旗と目録を、クガネにいる商会関係者に見せ確かめてきて欲しいと
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【クガネ:第一波止場】
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オノコロ島(海賊衆本拠地)にエーテライトがあって助かりました
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煮るなり焼くなり「好きにしろ」と。
商会の名を騙った代償は重い
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本当にもう!
ウルダハの商人はホントに…っもう!
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手紙を受け取り、再びクガネのキキモさんの下へ
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なるほど。
困っていたのは売り手だけではなかったと
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ひどいこと言ってますが、
不思議と不快に感じない、なんとも言えない軽口
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今サラリと惨いこと言ったような……
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私もドン引きですよ?
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たる詰めの海流しのがよっぽど悪行ですよ!
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なるほど。
身内にはとことん篤く、敵には容赦しない。
それが海賊衆の生き方なんですね
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【沖之島】
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そんな海賊衆の絆を肌で感じたあと、
ツキカゲさんに頼まれ、私もヒレ集めにやってきました
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鮫が…飛んでる!
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水面を跳ねるから「跳び鮫」なのではなく、
陸だろうと海だろうと飛ぶから「飛び鮫」なんですね
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落ち込めとは言いませんが、もうちょっと反省なさい!
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あれ?
先ほどの軽口と違ってなんかトゲが……
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そういえば私ってば、
海賊衆の服のまま、クガネに出入りしちゃいましたね……
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【サカズキ島】
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「押収品の取引」「政府に内緒」
うん、真っ黒!
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…む
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まさか、ね?



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あれ、確か怪我したから待機してるって……
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それってツキガケさんが言ってた指輪……
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嫌な感じがしてきました
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冒頭の続きとなります
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スズメ
「仲間同士の仇討が御法度なのは承知している…
 けど、こいつらのせいで…!」
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掟を破れば問答無用で死罪。
スズメさんは覚悟の上だと言い、ならば止めはすまいとツキガケさん

ツキガケ
「だがそれはこの取引が終わってからだ。
 この取引には海賊衆の未来がかかっとる!
 それをうぬの手前勝手な理由で、台無しにするつもりか!」
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自分が死ぬ覚悟はしてきても、
大切な仲間を犠牲にする気はないスズメさん。
この取引が終わるまで、ハンサクさんに手は出さないと約束しました
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ツキガケさんの機転により、なんとか収まりましたが、
問題を先送りにしたにすぎません



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ちいさいリヴァイアサンみたいのが複数!
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約束したとはいえ、すぐ近くに仇がいる状態では集中できず、
背後から近づく魔物に反応できなかったそうです。

スズメ
「ハンサクが盾になったおかげで命拾いしたが、
 これは罪滅ぼしのつもりか?」

ハンサク
「そんなんじゃない……体が勝手に動いたんだ。
 ともかく、無事でよかった」
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スズメ
「…あほらしい。
 今を変えようと生きるハンサクを見ていたら、
 変えられない過去にこだわる自分が、ちっぽけに思えてきたよ。
 ハンサク、すまない…そして助けてくれてありがとう。
 こんなアタシだが、海賊衆に残っててもいいか?」
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ハンサク
「残るも何も、スズメさんの居場所は海賊衆だけだ!」
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ふたりのことが気になって駆けつけたツキカゲさん。
キキモさんとの約束の時刻は過ぎてしまいましたが、
「大切な家族をふたり失うよりマシじゃ!」と後悔無ない様子。
もしご破算になったとしても、家族がいればなんとかなると
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「誰が、ご破算にするですって?」
ツキカゲさんを探していたキキモさん。
一部始終を見て、海賊衆は信頼のおける取引相手だと確信。
独占契約を結ばせてもらいたいとまで言い出しました
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【オノコロ島】
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【次回につづく!】