【4.X】癒えぬ傷口よりつづき
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【ユヅカ代官屋敷】
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今回の視察にあまり乗り気でない様子
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ゼノス
「先の戦で、あれほど腸は千切ってやったのだ。
 憎悪なり恐怖なり、獣ごときでも覚えよう…。
 それで化け物にでも変じていれば面白みもあるが、さて…」

呟き終わるとまた歩き始めたゼノス。
催促することもできず見守るしかなかった部下も安堵しているようでした。
その一瞬の緩みを突き、背後よりユウギリさんが仕掛けます
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背中に目でもついているのか、顔を向けるより先に抜刀し迎え撃ったゼノス。
「暗殺」は失敗しました…
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しかしラールガーズリーチと違い、今は部下の数も僅か。
敵の応援が来る前に仕留めさえすれば…!

ゼノス
「献上された新たな刀を試すとしよう。
 ただし、脆弱な獲物では試し斬りする気にならぬ…一心不乱に、抜かせてみせよ」
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ちなみに今その忍はニートやってます!
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取り出した手裏剣を忍術パワーで巨大化
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付け焼刃の技なんてこんなもんですよねー
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ベテラン忍者による上位の忍術。
そしてレジられる私の氷遁(効果:バインド)
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配下もろとも周囲を吹き飛ばしたゼノス。
その手に先ほど言っていた妖刀【アメノハバキリ】が握られていました
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戦う中で思い出したのか、
「アラミゴでまみえた蛮族どもの英雄か」と呟くゼノス。
でもそれだけ。
他に何を言うでもなく、私にとどめを刺そうと刀を掲げ…
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兜を外し、嬉しそうにこちらを見つめてくるゼノス
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「この俺に傷を負わせた奴は久々だ。どうだ配下にならないか」
とでも声を掛けてくるのかと思いきや、
「今から全力で殺しにいく。万策を尽くし生き延び更に強くなってみせよ」
奴は歪んでいやがります!
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私しか見ていなかったゼノスの死角からユウギリさんが仕掛けます。
それを最初の奇襲と同じく迎撃するゼノス。
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村人たちに逃げろと叫ぶユウギリさん。

イッセ
「逃げないッ! 今度こそ…逃げるもんかッ!!」
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イッセ
「あんたたちのやってること、よけいなお世話だって思ったよ…だけど!
 それを見て胸が痛むのは、俺たちの心にまだ守りたかった何かがあるからだ!」

「今忘れた振りをしたら、もう二度と向き合えない!
 だから来たッ! もう曲げられるもんか、俺たちは最期までドマ人だ!!」
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ゼノス
「愚かだな…。
 いかなる理由があれ、無駄死には無駄死にだ」

アリゼー
「残念ね! 彼らの覚悟は、決して無駄じゃなかったわ!」
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直後に煙幕が張られ、撤退の号令が響き渡ります
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ヨツユが追撃の指示を出しますが、
ゼノスは興味が失せたのかドマ城に引き返していきます。
渋々それに追従するヨツユ。
どのみちさっきの戦いで配下は全員吹き飛んでますし、無理だったでしょうけどね!



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めっちゃ逃げました
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お互いロボロボでしたが、ちゃんと生きてます
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大興奮のイッセさん
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マルメル「なぜそのことを…もしかして知ってました?」
フレイ「…さてどうでしょう」
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【ナマイ村】
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村に残っていた方たちも覚悟完了しているようでした。
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こちらも改めてお礼をと思ってユウギリさんと向かうも、
村の人たちと話してくると、どこかに行ってしまったイッセさん
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村人たちの誇りを取り戻せたとはいえ暗殺は失敗。
こちらの存在も帝国の知るところとなってしまいました。
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ゴウセツさんには「もっと己を自愛せい」と叱られました
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そこへリセさんと、
クガネから呼び出されたアルフィノ君がやってきました。
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リセ
「助けにいけなくてごめん…。
 アタシが行くとゼノスに挑んで行っちゃうから、
 アリゼーが待機してるよう気を使ってくれたの、わかってる」

暗殺失敗して殴りかかってった私たちには耳が痛い
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到着早々救援部隊の編制。
次は合流早々「何か策を考えなさいオニイサマ」と無茶振りされるアルフィノ君

アルフィノ君
「エオルゼアからの援軍は期待できないだろう。
 戦力を整えた船が出航したと知れたら、阻害してくるだろうしね」

「しかし、ドマに駐屯している帝国軍の戦力は、
 戦時下ではない今さほど多くはないらしい」

「戦力を整え、帝国軍が陣を構えるドマ城を叩く。
 言うほど易くはないが、唯一可能性があるとしたらそれだ」
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ゴウセツ
「であればまず我らが主君、ヒエン様を迎えにあがろう。
 此度の暗殺計画によって、民の志は十分に証明された。
 もはや首だけでご帰還なさるわけにはいかぬと、
 あのお方に詰め寄ってやろうではござらんか!」



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フレイさんのためにもお願いします!
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というわけで次に向けてチーム分けです。
烈士庵に残って備える組に、ルヴェユール兄妹。
残りがヒエンさんを迎えに「アジムステップ」に向かう組です
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方針も決まりさぁ出発だとなったときに声がかかります
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イッセ
「旅立つんなら、弁当持ってけよ。
 俺たちはろくすっぱ戦えないけど、作った米はうまいんだ。
 父さんと母さんが見せたかった、本当のドマになる日が来るのを待ってる!」

激励され旅立つ私たち。
そして渡されたお弁当は…
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高性能でした(LV70当時)
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ヴェーロがいたら案内してもらったんですけどねぇ
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【一方その頃:スイの里】
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ヴェーロ「こんな海の底までついてくるとはなぁ…」
館長「あら、旅費を出しているのは誰かしら?」
ヴェーロ「…はい、助かってます」
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【次回につづく】