【4.X】神の子オロニル族よりつづき
ドタール・カー外周の出来事
怪我をしているようでしたが命に別状はなし。
ですがもうひとりは……
この目つきの悪さ。
似ている…そっくりだ…
狩りの帰り道に奇襲を受けてしまったそうです。
犠牲になった同族を一瞥してから、私たちがどこの者か尋ねてきました
ゴウセツ
「拙者たちはモル族の世話になっている者。
ゆえあって、強豪と名高いドタール族の様子を見に参った」
嘘は言ってません。
大笑いする女性
「悪い。あの弱小モル族が参加と聞いて楽しくなっちまった。
オレはサドゥ。ドタール族の現族長だ。
うちの仲間を助けたのに免じて、少しの偵察なら許そう」
気前のいい方でした
サドゥ
「もしも、テメェらがオロニル族の手の者だったら、骨も残さず焼いてやったがな」
…ゴウセツさんの機転で命拾いしました。
サドゥ
「おい、立てるようになったら死体はいつもの場所に捨てて置け」
最後にそんなことを伝え、サドゥさんは拠点に戻っていきました
ゴウセツさん!
まだドタール族の方いますから!
「先ほどのことは何事内密に…」
「命の恩人だ。聞かなかったことにするよ…」
▼
▼
▼
サドゥ
「ゲセルが死んだ。
最期は気を抜いていたとしか言いようがないが、じき戻るだろう」
会話している女性:シャル
「そうですか…。
今度は油断しないよう、きちんと言ってきかせないと!」
さっき亡くなった方のことを話している様でしたが、「戻ってくる」とは?
ドタール族には「魂の輝き」というのもがあり、
戦いの中で大いに輝いた魂は、死んでもすぐに新たな子として生まれ変わるのだそうです。
新たな命が誰の生まれ変わりか見極め、同じ名をつける。
そして再誕と再会を祝い、また生まれ変われるよう勇敢に戦う。
ゴウセツ
「ではおぬしたちは、死んだ者と生まれた者を同じ人物として扱うのか?
そんな…とても信じられぬ!」
サドゥさんの隣でにこやかにしていた女性から笑顔が消えました。
オアシスの縁で談笑していたふたり。
見張りと気さくなやりとりをしていた巡回。
集落のすべての視線がゴウセツさんを射抜きます
サドゥ
「偵察は許可したが、オレたちの誇りを傷つけるような真似は許可しない。
言葉と振舞いには気をつけるんだな。
あとは適当にしろ」
…………怖い
信仰について余所者があれこれ言うのはNOです!
千年続いたイシュガルドの教えが偽りだと暴かれても、
未だに信仰を捨てられずにいる方もいるくらいですから
正直かなり帰りたい
「あー、オロニル族の方ともめてた」
思い返してみれば、ケンカ相手はバートゥさんでしたね
「その…可愛いらしい名前ですね」
親が自分を幼なじみとして扱ってきたら、子はどう思うものなんでしょう。
他の子に聞いてみましょう
なるほど
「その顔、ろくに成果が上がってないんだろ?」
と見透かしてきたサドゥさん。
「なぜわかる!さては事前に隠しておったか!?」
ゴウセツさんの問いに
「違うな。テメェらが見たまんまドタール族だ。
小細工や奇策に頼らない、己の力と技だけで勝ちに行く」
サドゥ
「だから偵察なんて無意味だ。
命じた奴に『いいから正面きって来やがれ』と伝えておけ」
命じた奴…もしかして気付いているのでは?
ゴウセツ
「しかしならばなぜドタール族はこれほど少ない?
モル族を弱小と笑ったが、繁栄の具合は変わるまい?」
命を輝かせるため死を恐れず戦うドタール族。
そのため戦いで命を落とす者は多い。
輝きが足らずに生まれ変われなかった者が少なからずいた場合、
生まれてくるこの数が、死者を下回り衰退する。
今はちょうど衰退の底なのだそうです
サドゥ
「だからオレたちは懸命に戦う。
それは死んでいいからじゃない。
生きるため、次に繋ぐために、この命を奮わせるんだ」
さきほど助けた方が現れ、仲間の移動が済んだと報告。
「わかったらもうさっさと帰れ」
あまり入れ込むようだとうちの部族に入れちまうぞとサドゥさん。
最期に立ち会って者として弔いの言葉をかけたいとゴウセツさん
サドゥ
「弔い、ね…。好きにしろ。死体はいつも西の砂漠に置く。
飢えたガーデンがいるから、近づくんなら気をつけな」
「また会えるのにな」といった感じでしたが、
悪いものは感じなかったのか、許可を出したサドゥさん
この方、やっぱ気づいてませんか?
▼
▼
▼
「隣、失礼いたす」
うち捨てられた死体の隣に座り、語り掛けるゴウセツさん
ゴウセツ
「はじめはまた、おかしな部族がいるものだと思ったが、
真の在りようを知れば、武士にも通じるものがござる」
「拙者たちも、主君のためとあらば命さえ投げ打つ。
それは死を好ましく思うからではない」
「己が死の先に果たせる大義があると信じるがゆえ、
幕を引くはここぞとばかりに心血を燃やし尽くせるのは、まこと命の本懐にござる」
「つまるところ拙者も、そのような死場を求めているのでござろうな」
死体を狙い現れたガーデンを一閃。
では戻る前にひと言挨拶を…ひィ!
▼
【明けの玉座】
▼
無事に戻ったことを嬉しく思ってくれている様子
逆にこいつは…!
ありのままを報告。
なんども戦ってきただけにだいたいは予想通りだといった様子。
だからこそか、ドタール族ひとりの重みを知っているため、
戦力がひとり欠けたことを知れたのは幸運だと。
ゴウセツ
「加えて族長サドゥは『いいから正面切って来やがれ』と言っておった」
マグナイ
「………………。」
しかめっ面の長兄。
また不敬で機嫌を損ねたかなとも思いましたが、
以前のヒエンさんのそれとは違い、妙な雰囲気
バートゥ
「お、おい!その忌々しい名を長兄の前で口にするな!」
バートゥ
「あれは前回の合戦が終わった直後のこと。
すでに長兄であったマグナイ様は、
草原中の女人を集め、花嫁探しをなさったのだ」
「その場で…ああ…あのサドゥときたら!
敗者でありながら長兄に不敬な罵詈雑言を浴びせ、
しまいには業火を放ち一帯を焼却!」
「寛大なる心でお許しになっていた長兄もさすがにプツリ。
三日三晩、互いが膝をつくまで大地を割くような戦いが…」
ああ、言いそう。
そしてふたりならやりそう
リンク:公式読み物「紅蓮秘話:第4話」
マグナイ
「…おい、その話はよせ。
余輩の人生唯一の汚点、次に口にすれば兄弟とて命はないぞ」
黒歴史のようです。
それはともかく、私たちの働きは望みを聞くに値するものだったようです。
ヒエンさんリセんさん共々、解放してくれるそうです。
これまでの働きで私たちのことを知り、
栄えあるゼラの戦士であることを認めた長兄。
マグナイ
「終節の合戦では必ず余輩の前までたどりつき、
この草原の覇者がいかなる者か、身をもって知るのだ。
…誓えるな?」
全員
「望むところだッ!」
私たちの返答に満足したのか、獰猛な笑顔を見せた長兄。
▼
【モル・イロー】
▼
思った通り、めちゃめちゃ心配してました
終節の合戦ルール説明。
朝日と共にって…
つまりそれより早く起きていないとってことですよね?
…過酷!
【次回につづく!】
ドタール・カー外周の出来事
怪我をしているようでしたが命に別状はなし。
ですがもうひとりは……
この目つきの悪さ。
似ている…そっくりだ…
狩りの帰り道に奇襲を受けてしまったそうです。
犠牲になった同族を一瞥してから、私たちがどこの者か尋ねてきました
ゴウセツ
「拙者たちはモル族の世話になっている者。
ゆえあって、強豪と名高いドタール族の様子を見に参った」
嘘は言ってません。
大笑いする女性
「悪い。あの弱小モル族が参加と聞いて楽しくなっちまった。
オレはサドゥ。ドタール族の現族長だ。
うちの仲間を助けたのに免じて、少しの偵察なら許そう」
気前のいい方でした
サドゥ
「もしも、テメェらがオロニル族の手の者だったら、骨も残さず焼いてやったがな」
…ゴウセツさんの機転で命拾いしました。
サドゥ
「おい、立てるようになったら死体はいつもの場所に捨てて置け」
最後にそんなことを伝え、サドゥさんは拠点に戻っていきました
ゴウセツさん!
まだドタール族の方いますから!
「先ほどのことは何事内密に…」
「命の恩人だ。聞かなかったことにするよ…」
▼
▼
▼
サドゥ
「ゲセルが死んだ。
最期は気を抜いていたとしか言いようがないが、じき戻るだろう」
会話している女性:シャル
「そうですか…。
今度は油断しないよう、きちんと言ってきかせないと!」
さっき亡くなった方のことを話している様でしたが、「戻ってくる」とは?
ドタール族には「魂の輝き」というのもがあり、
戦いの中で大いに輝いた魂は、死んでもすぐに新たな子として生まれ変わるのだそうです。
新たな命が誰の生まれ変わりか見極め、同じ名をつける。
そして再誕と再会を祝い、また生まれ変われるよう勇敢に戦う。
ゴウセツ
「ではおぬしたちは、死んだ者と生まれた者を同じ人物として扱うのか?
そんな…とても信じられぬ!」
サドゥさんの隣でにこやかにしていた女性から笑顔が消えました。
オアシスの縁で談笑していたふたり。
見張りと気さくなやりとりをしていた巡回。
集落のすべての視線がゴウセツさんを射抜きます
サドゥ
「偵察は許可したが、オレたちの誇りを傷つけるような真似は許可しない。
言葉と振舞いには気をつけるんだな。
あとは適当にしろ」
…………怖い
信仰について余所者があれこれ言うのはNOです!
千年続いたイシュガルドの教えが偽りだと暴かれても、
未だに信仰を捨てられずにいる方もいるくらいですから
正直かなり帰りたい
「あー、オロニル族の方ともめてた」
思い返してみれば、ケンカ相手はバートゥさんでしたね
「その…可愛いらしい名前ですね」
親が自分を幼なじみとして扱ってきたら、子はどう思うものなんでしょう。
他の子に聞いてみましょう
なるほど
「その顔、ろくに成果が上がってないんだろ?」
と見透かしてきたサドゥさん。
「なぜわかる!さては事前に隠しておったか!?」
ゴウセツさんの問いに
「違うな。テメェらが見たまんまドタール族だ。
小細工や奇策に頼らない、己の力と技だけで勝ちに行く」
サドゥ
「だから偵察なんて無意味だ。
命じた奴に『いいから正面きって来やがれ』と伝えておけ」
命じた奴…もしかして気付いているのでは?
ゴウセツ
「しかしならばなぜドタール族はこれほど少ない?
モル族を弱小と笑ったが、繁栄の具合は変わるまい?」
命を輝かせるため死を恐れず戦うドタール族。
そのため戦いで命を落とす者は多い。
輝きが足らずに生まれ変われなかった者が少なからずいた場合、
生まれてくるこの数が、死者を下回り衰退する。
今はちょうど衰退の底なのだそうです
サドゥ
「だからオレたちは懸命に戦う。
それは死んでいいからじゃない。
生きるため、次に繋ぐために、この命を奮わせるんだ」
さきほど助けた方が現れ、仲間の移動が済んだと報告。
「わかったらもうさっさと帰れ」
あまり入れ込むようだとうちの部族に入れちまうぞとサドゥさん。
最期に立ち会って者として弔いの言葉をかけたいとゴウセツさん
サドゥ
「弔い、ね…。好きにしろ。死体はいつも西の砂漠に置く。
飢えたガーデンがいるから、近づくんなら気をつけな」
「また会えるのにな」といった感じでしたが、
悪いものは感じなかったのか、許可を出したサドゥさん
この方、やっぱ気づいてませんか?
▼
▼
▼
「隣、失礼いたす」
うち捨てられた死体の隣に座り、語り掛けるゴウセツさん
ゴウセツ
「はじめはまた、おかしな部族がいるものだと思ったが、
真の在りようを知れば、武士にも通じるものがござる」
「拙者たちも、主君のためとあらば命さえ投げ打つ。
それは死を好ましく思うからではない」
「己が死の先に果たせる大義があると信じるがゆえ、
幕を引くはここぞとばかりに心血を燃やし尽くせるのは、まこと命の本懐にござる」
「つまるところ拙者も、そのような死場を求めているのでござろうな」
死体を狙い現れたガーデンを一閃。
では戻る前にひと言挨拶を…ひィ!
▼
【明けの玉座】
▼
無事に戻ったことを嬉しく思ってくれている様子
逆にこいつは…!
ありのままを報告。
なんども戦ってきただけにだいたいは予想通りだといった様子。
だからこそか、ドタール族ひとりの重みを知っているため、
戦力がひとり欠けたことを知れたのは幸運だと。
ゴウセツ
「加えて族長サドゥは『いいから正面切って来やがれ』と言っておった」
マグナイ
「………………。」
しかめっ面の長兄。
また不敬で機嫌を損ねたかなとも思いましたが、
以前のヒエンさんのそれとは違い、妙な雰囲気
バートゥ
「お、おい!その忌々しい名を長兄の前で口にするな!」
バートゥ
「あれは前回の合戦が終わった直後のこと。
すでに長兄であったマグナイ様は、
草原中の女人を集め、花嫁探しをなさったのだ」
「その場で…ああ…あのサドゥときたら!
敗者でありながら長兄に不敬な罵詈雑言を浴びせ、
しまいには業火を放ち一帯を焼却!」
「寛大なる心でお許しになっていた長兄もさすがにプツリ。
三日三晩、互いが膝をつくまで大地を割くような戦いが…」
ああ、言いそう。
そしてふたりならやりそう
リンク:公式読み物「紅蓮秘話:第4話」
マグナイ
「…おい、その話はよせ。
余輩の人生唯一の汚点、次に口にすれば兄弟とて命はないぞ」
黒歴史のようです。
それはともかく、私たちの働きは望みを聞くに値するものだったようです。
ヒエンさんリセんさん共々、解放してくれるそうです。
これまでの働きで私たちのことを知り、
栄えあるゼラの戦士であることを認めた長兄。
マグナイ
「終節の合戦では必ず余輩の前までたどりつき、
この草原の覇者がいかなる者か、身をもって知るのだ。
…誓えるな?」
全員
「望むところだッ!」
私たちの返答に満足したのか、獰猛な笑顔を見せた長兄。
▼
【モル・イロー】
▼
思った通り、めちゃめちゃ心配してました
終節の合戦ルール説明。
朝日と共にって…
つまりそれより早く起きていないとってことですよね?
…過酷!
【次回につづく!】
コメント